1月15日(木)、今年度3回目の県教育委員会との懇談会を、松戸市にて行いました。共育ステーション地球の家さんに会場をとっていただきました。

参加者は、県教育委員会、柏市スクールソーシャルワーカーのみなさん、野田市教育委員会指導課、子どもと親のサポートセンター、松戸市教育委員会指導課、鎌ヶ谷市教育委員会、流山市教育委員会、我孫子市教育委員会、柏市教育委員会児童生徒安全課、など公の方々と、ネットワークから9団体の方々でした。

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主な話題は、フリースクールは会費で運営をしているため、経済的な面で入会を断念する家庭があること、スタッフの人件費を出せていないため、スタッフがいなくなり継続の危機があるなどの、金銭的な運営面での民間の苦しさが共有されました。

不登校児童生徒数は右肩上がりとなり、会費が安価なフリースクールは入会待ちが出ている状況で、マンパワーが足りずに対応しきれてない問題も、話されました。

そんな中、行政の方からは、どこにも繋がっていない不登校の子にどうやって手を差し伸べたら良いのか、先生たちの希望と親御さんの希望とのすれ違いなど、現場での葛藤が共有されました。

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行政の方からの本音も漏れるようになってきており、顔の見える関係を築けてきているなと感じます。

これからも、行政も民間も、一緒に子どもを見守る仲間であるという意識を大切にして、千葉県の子どもたちのために、懇談を重ねていきたいと思います。

事務局・フリースクール流山:原野有理