全国的に不登校の子が増える中で、流山市のお隣の野田市でも例外ではありません。子どもの不登校が増加傾向にある中で、野田市の教育委員会の方も、対応に追い付かない現状があるようです。
野田市にお住まいの保護者の方の間でも、「学校に行けないけど、何とか社会とつながってほしい」「安心して行ける場所が欲しい」という声がよく聞かれます。
そんな声に応える存在が「フリースクール流山」です。ここではその魅力と、野田市から通っている子の話をご紹介します。
1. 通いやすい
フリースクール流山は、東武野田線(東武アーバンパークライン)の初石駅徒歩1分の駅前にあります。

フリースクールの一部屋から、初石駅の方を見るとこんな感じです。
現在改築中で、12月に完成予定だそうです。
東武線の沿線・野田市・清水公園・愛宕・梅郷・七光台・川間・春日部から電車で通いやすい距離に位置しており、駅前のため小学生でも何回か練習をすれば、一人で通えるようになっています。
もちろん、保護者の方が送り迎えしやすいのも魅力のひとつです。
保護者の方の声として「小学生が一人でも通える場所は、ここしかなかった」というものもありました。
特に初めての通学には距離の近さが心理的な安心感につながります。

2. 少人数・小規模な空間
フリースクール流山は6歳から23歳までいられる居場所ですが、大人数の教室が苦手な子どもでも安心して過ごせるようになっています。
6月現在18名在籍していますが、毎日朝から通って来ているのは10人~15人程度です。
にぎやかにみんなでゲームをしている部屋もあれば、スタッフと数人の子どもでおしゃべりしている部屋もあります。
一人で、ハンモックに揺られたり、マンガを読んで過ごすこともできます。

ひとりひとりに寄り添った対応をしているため、「見守られている」という実感を持つ子が多いです。
3. 子どもの「やってみたい」を尊重するデモクラティックスクール
フリースクールでは、学習だけでなくアート・音楽・博物館などへのお出かけ・スポーツなど様々な活動ができます。
活動のすべては、週に一回の子どもミーティングで決めていて、話し合いで民主的に決めています。

キーボード・ドラムなどがそろっていて、軽音サークルが活動しています。
子どもたちの「やってみたい!」の声で、フリースクールの毎日が作られています。
4. 不登校支援の経験豊富なスタッフ
フリースクール流山のスタッフは、若手スタッフは自身も不登校の経験をもっていて、教員免許も持っています。
不登校や発達特性のある子どもたちの気持ちに寄り添いながら、サポートすることができます。

スタッフのマリクが、英語の学習を中学生(当時)としている様子です。
また、長年不登校の親の会に関わり、保護者に対するカウンセリングや進路相談も行ってきたベテランフリースクールスタッフのいます。
保護者も子も、それぞれに寄り添い歩くスタッフがいることで、安心して過ごすことができます。
おわりに
不登校は決して「問題行動」ではありません。ですが、子どもが不登校になると親の方は困り・孤立し・不安を抱えてしまいます。
フリースクールでは、スタッフたちが不登校の子を共に見守り、寄り添うことができます。
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不登校の子にとって、その子に合った居場所に出会うことがとても大切です。
野田市でも、子どもの居場所が増えているとききます!
ぜひ、探して・足を運んでみてください。
その中で、「フリースクール流山」もその選択肢のひとつとして知っておいていただけると嬉しいです!
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フリースクール流山では毎週火曜・金曜にオープンデイを行っています。
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(月~金 10:00~17:00)
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